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関わる人すべてを大切にし幸せにすることそんな使命が私たちにはあります
2024.07.01
有限会社ファミリータイズは、大阪を中心に210名の障がいをお持ちの方が働かれています(2024年8月時点)。
そして利用者数のうち、約半数が視力障がい者です。
視力に障がいがある方は主に「施術者」として業務に従事されており、地域住民へのマッサージ、鍼灸施術に行っております。
一言で”視力障がい”と言っても、様々な病名がございます。特に弊社の利用者では「網膜色素変性症」という病気を抱える方が多くいらっしゃいます。
網膜色素変性症の症状としては、以下の3つです。
また、最終的には視力を失うことがある”遺伝性”の病気です。この病気は視力障がい者の中でも特に多く見られるものです。
罹患者の数だけ、見え方は多様です。
『視界下部が見えなくて、つまづきやすい』
『中心に黒点があり(中心暗点)、焦点をずらして相手を見る』
『対象物が2重、3重に見える』
弊社では、視力障がいを含めたすべての障がいを「個性」と捉えています。
目が見えにくい、身長が低い、耳が聞こえない、左利きである、理解力が乏しい など・・・
個性は”その人らしさ”であり、負い目ではありません。その人に、もし働く上で少し苦手な部分がある時は、他の従業員がサポートしています。
ただし、無知識な支援は、時に”ありがた迷惑”になり、そして”危険”です。
視力障がい者が安心して安全に働けるよう、現場職員は「同行援護(視力障がいの移動支援資格)」の資格を取得し、また送迎サポートも充実しています。
——「ものが見えない事と、働く意欲は関係ない」——
これは弊社が常に心がけている理念です。
視力障がい者もフルタイムで働ける「就労継続支援A型」の場として、より多くの支援とサポートを提供していきます。