両手で頬杖を突く女性

REPORT
活動報告

私たちがおこなう事業所の運営方法

2024.06.15

院長・店長会議の重要性と運営方法

弊社が運営する就労継続支援A型事業所では、障がい者が「店長」や「院長」として各店舗の責任者を務めています。このような体制の中で、毎月開催される「院長・店長会議」は、非常に重要な役割を果たしています。
ここでは、会議の目的とその運営方法について詳しくご紹介します。

責任者による運営と会議の内容

「院長・店長会議」は、各店舗の責任者が一堂に会し、約2時間にわたって行われる会議です。参加者には、各店舗の「店長」や「院長」が含まれ、彼らが直接運営に関わる重要な会議です。この会議では、以下のような内容が議題として取り上げられます:

  • 近況報告: 各店舗の現在の状況や進捗状況の共有。
  • 全店統一の取り組み: 会社全体で共通する方針や取り組みの確認。
  • 会社方針の共有: 新しい方針や戦略の説明とその実施方法についての議論。

このような会議は、利用者中心の運営を実現するための大切なステップです。責任者が自らの店舗での運営を報告し、他の店舗と情報を共有することで、全店舗の運営に一貫性と向上心をもたらします。

利用者中心の理念と自治の実践

弊社の法人名(ファミリータイズ)は、利用者中心の運営を重要視しています。
これにより、各店舗の責任者である利用者が主体となって、店舗の運営に関わることが可能です。
院長・店長会議は、ただの情報交換の場ではなく、利用者が自身の自治権を行使し、店舗の運営に関する意見を反映させる機会でもあります。

自治と運営のバランス

会議では、以下のような点についても話し合われます:

  • 店舗のマネジメント: 各店舗での人材管理や業務の改善点。
  • 価格改定: 商品やサービスの価格見直しについての議論。
  • マニュアルの見直し: 店内マニュアルの改訂や更新。

これにより、各店舗の独自性を尊重しながらも、全体としての統一感と効率性を保つことができます。利用者主体の取り組みを進めることで、社員のモチベーション向上やサービス品質の向上が期待されます。

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